こんにちは、麻美です。
この記事を読んでいただきありがとうございます。投資案件の検証や情報商材の信頼性をチェックすることは、特に初心者の方にはとても大切なステップです。今回は、「EVER(エバー)」と五十嵐レオン氏に関する考察を深掘りしていきます。
この記事を見て、「これって本当に大丈夫なの?」と思っている方も多いでしょう。そこで、私の経験も踏まえながら、冷静に分析してみます。
1. 「EVER(エバー)」とは?

参考サイト:https://ever-igarashi.com/lp/lp1h/
「スマホ1台で簡単に稼げる」「ボタン1つで利益追求可能」と謳われた完全自動売買システムとのことですね。セールスページでは、「ASI(人工超知能)」や「ゴールドのトレードシステム」などのキーワードが並びます。
しかし、気になる点がいくつかあります。
- 具体性に欠ける説明:「ゴールドの自動売買システム」とされながらも、実際のトレードロジックや成功事例の詳細が明記されていません。
- コミュニティ参加が必須:利用には248,000円(税込)もの費用が必要で、さらに自己投資金10万円以上の追加コストも。
- 収益の根拠が不透明:実績として「平均月利43.67%」が挙げられていますが、これは非常に高い数字で、投資のリスクや根拠が明記されていません。

「スマホ1台で簡単に稼げる」「1タップで利益を追求可能」というキャッチフレーズは確かに魅力的ですが、具体的なロジックや成功事例が明記されていない点は大きな懸念材料です。特に、月利43.67%という数字は現実離れしており、投資のリスクや根拠が不透明である以上、安易に信じるべきではありません。高額な費用と追加の自己投資金を考えると、慎重な判断が求められます。
2. 「五十嵐レオン」の正体
五十嵐レオン氏はAI開発の専門家で、投資市場の変化に対応するAIプログラムを開発してきたとされています。
しかしながら
- 裏付け情報がほとんど存在しない:五十嵐氏のAI開発実績に関する具体的な情報は、ネット上では確認できませんでした。
- 架空人物の可能性:セールスページに登場する「開発者」や「成功者」の証言が、実際は架空の設定であるケースは少なくありません。
また、代表は天内碧海で運営元となっている「株式会社one」は、2022年12月設立とまだ新しい会社。これまでのリリース案件に「ADVANCE」や「全自動ゴールドGPT」といった類似案件があり、どれも悪評が目立ちます。



五十嵐レオン氏の経歴や実績が具体的に裏付けられない以上、彼の専門性や信頼性には疑問が残ります。特に、「AI開発の専門家」としての肩書きがセールス上の演出に過ぎない可能性も否定できません。また、過去の案件で悪評が目立つ株式会社oneの運営実態を考えると、この人物が実在しているかどうかさえも慎重に検証すべきです。


3. 株式会社oneの信頼性
「特定商取引法に基づく表記」で記載された情報を基に検証しました。
- 会社所在地:東京都港区芝5-1-12 KOWAビル5F。所在地自体は実在しますが、これだけで信頼性を証明することにはなりません。
- 金融庁登録の有無:投資に関連する事業を行う場合、金融庁の登録が必要です。しかし、株式会社oneは未登録のようです。これは非常に大きなリスク要因です。



金融庁未登録であることは投資案件において非常に重要なリスク要因です。金融庁登録は、適正な運営と信頼性を担保する基本的な要件であり、それが満たされていない場合、投資家は法律的保護を受けられない可能性があります。この点を軽視せず、慎重に判断する必要があります。
4. 「投資リサーチNO.1」の根拠
セールスページでは「NO.1」や「世界基準」などの表現が多用されています。しかし、これらの広告表現には客観的な根拠やデータが必要です。それが明記されていない時点で、過大広告の可能性が高いと判断できます。



「NO.1」や「世界基準」という表現は、一見すると信頼性を感じさせますが、客観的な根拠や具体的なデータが提示されていない場合、それは誇張広告や過大広告の可能性が高いと言えます。投資案件でこうした曖昧な表現が使われている場合、その裏にリスクが潜んでいることが少なくありません。
5. 高額コミュニティの危険性
248,000円(税込)+自己投資金という費用構造ですが、実際にこれほどの金額を支払って得られるリターンが確約されていないためリスクです。
特に気になるのは次の点です。
- システムそのものの存在が不明確:稼げるかどうかはシステム性能に依存しますが、その性能に関する情報がありません。
- 悪評案件との類似性:過去にリリースされた「ADVANCE」などの案件と非常に似たパターンで運営されています。



高額な費用構造に対して、具体的なシステムの性能や実績が明示されていない点は大きな問題です。特に、「システムそのものが存在するのか」という基本的な疑念が払拭されていない状況では、これほどの初期投資を行うリスクは計り知れません。さらに、過去の悪評案件と似た構造であることは、同様の失敗やトラブルが繰り返される可能性を示唆していると感じます。
6. なぜこの商材に注意が必要か
- 金融庁未登録:これは最も明確なリスク要因です。安全な投資を行うためには、登録業者を選ぶのが基本中の基本。
- 実績の不透明さ:大々的な成果を謳う一方で、第三者による検証可能な実績が見当たりません。
- 費用対効果の疑問:高額な参加費に対して、得られる情報やサポートの内容が薄い可能性が高いです。



金融庁未登録という事実は、投資案件を評価する際の重要な警告サインです。特に、第三者が検証可能な実績がない場合、それを補うべき信頼性の根拠が欠如しています。また、高額な費用を請求しながら具体的な価値提供が見えない状況では、費用対効果の観点で大きな疑問が残ります。このような要素が重なる案件は、初心者のみならず経験者にとっても非常にリスクが高いと言えるでしょう。
まとめ:推奨できない理由
この案件に対しては「推奨しない」という結論です。
- 投資初心者が手を出すにはリスクが高すぎる。
- 情報の不透明性が強く、信頼性が低い。
- 広告表現や運営会社の信頼性に疑問がある。
大切なお金を守るためにも、信頼できる登録業者を選び、十分な情報収集を行った上で投資を始めることをお勧めします。
最後に、私もかつては数々の失敗を経験してきました。だからこそ、この記事を読んでいるあなたには、同じような失敗をしてほしくありません。
投資は慎重に、そして冷静に判断してくださいね。何か質問や不安なことがあれば、いつでもコメントで教えてください!
それでは、次の記事でお会いしましょう。
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