麻美です^^
最近話題になっている「オオカミカードプロジェクト」という案件について、気になる質問をいくつか受けました。
そこで、今回の投稿ではこのプロジェクトの概要とその裏側について掘り下げてみたいと思います。
まず結論からお伝えすると、この「オオカミカードプロジェクト」は、未上場の仮想通貨「オオカミコイン」とデビットカードをセットで高額販売する企画です。
一見すると投資の新しい形のように見えますが、その動向は…?
オオカミプロジェクトって何?
「オオカミコイン」という未上場の仮想通貨を購入することで、「オオカミカード」というデビットカードが手に入るという仕組みのようです。
しかし、このカード自体には特別な価値や特徴は見当たりません。
唯一望月こうせいは、このような資料に沿って説明。
しかし実態は、ウォレットの中に資金が無ければ利用できないデビットカードでした。
↑
この条件からしてもデビットカードだと発覚しています。
問題は、デビットカードを高額で販売し、その購入を煽る形での勧誘が行われている点です。
「100倍になる」「1000倍の価値を持つようになる」などといった、将来的な利益を想像させるセールストークが主な勧誘の手段として使われているようですが、その根拠や裏付けとなるデータはほぼ皆無。
さらに、プロジェクトを運営する会社や「オオカミ財団」の実態も公開されておらず、リスクが非常に高いと言えます。
詳細はこちらに動画がありました。
この動画では、オオカミカードはクレジットカードだと言ってますが オオカミカードはクレジットカードではないため、この動画のクレジットカード販売という主張とは少し違います。
クレジットカードと偽りデビットカードを販売しているという点です。
ただのデビットカードです。
オオカミプロジェクトのリスクとは
何よりも問題視すべきは、責任の所在が不明確である点です。万が一の場合に備えた連絡先やサポート体制が整備されておらず、購入者が泣き寝入りせざるを得ないリスクが非常に高い状況です。
その理由として、
公式ページURL https://okami.org/jp/
日本人ばかりが顔を連ねるサービスで、会社情報という部分にも社名の記載がありません。
https://web.archive.org/web/20241121005045/https://okami.org/jp/company.html
こんな事あるの?
まさに疑問でしかありません。
このプロジェクトでは、オオカミコインを買う人が増えると動物の殺処分が無くなるなどと言ってますが、その実態は不透明な部分が多いです。
また、「オオカミコイン」が本当に価値を持つかどうかのエビデンスがない以上、その価格が将来的に上がる保証もありません。「100倍になる」「1000倍になる」といった話に夢を見て投資することは、極めて危険です。
しかも深く掘り下げてみると、
- カードの提供予定が延期に次ぐ延期を繰り返している現状です。9月の提供予定が10月へ、さらに11月11日へと伸び、具体的な進捗は未だ見えません。
- 「財団」としてのオオカミ財団や販売元の住所などの情報が公開されていない点も信頼性を揺るがす要因です。
- 特に、提供されるカード自体が「特別な価値」を持つかという点において、現行の市場で容易に手に入るデビットカードとの差別化が曖昧です。
最終的に今の話では、2025年の2月に上場が延期という話です。
動物の殺処分を無くす!には賛同、しかし…
私ももちろん動物の殺処分を無くして欲しいという気持ちは多々あります。
しかし、クレジットカードをデビットカードとウソをついてみたりする動向を見る限り、殺処分どころか情報弱者から非上場のコインを高額で買わせて、お金を摂取するような仕組みにしか見えませんでした。
ネットでは不安の声も…
ホームページには、このような記述があるものの、
長田忠千代 TADACHIYO OSADA
木内正胤 MASATANE KIUCHI
木内孝胤 TAKATANE KIUCHI
望月こうせい KOUSEI MOCHIZUKI
当社の成長と成功を支える優れたメンバーを紹介します。
それぞれの専門分野で豊富な経験と知識を持つプロフェッショナルたちが、
私たちの会社を支えています。
「私達の会社」とは、どこの会社なのか疑問です。
デビットカードに限度額の意味が不明
販売されているカードの種類ですが 3種類∔ブラックカードみたいなものがあるそうです。
ただ少しカードについて説明をすると、このデビットカードは、クレジットカードではないためウォレットに資金がないと使えません。
21999ドルもの大金をだして月間決済が500万可能で引き出し限度額が250万円できるとしても、ウォレットにそれだけの資金がなければ使えません。
デビットカードですが私のデビットカードは1000万円でも買い物できます。
手数料がどのぐらい必要か分かりませんが、国内のデビットカードやクレジットカードで十分ではないでしょうか?
また1億枚ものカードが付属してきたとしても、現段階で無価値です。
これだけの枚数を個人が簡単に保有したとしても万が一の時、売却できるのかも心配です。
オオカミ財団はどこにあるの?望月こうせいとは?
またオオカミ財団という名称をよく聞きますが その住所や財団の存在は確認できませんでした。
運営会社も明かされていませんし、望月こうせいが活動していますが、もしも検討する人は、この「望月こうせい」人物の過去の活動について一度よく調べてから 検討すると良いでしょう。
しかし唯一の懸念は、ここまでのスケジュールが確定していて上場やカード、そしてコインの配布がされてない時点で、私の中では、信用価値はゼロに等しいと言えます。
またオオカミプロジェクトの登録者数は1000名も居ませんでした。
一般的な仮想通貨のプレセール案件などの登録者数と比較すると上場ができるのかさえ不安な数字です。
返金できるオオカミプロジェクト…今後の見通し
上場の延期で不安な人も多いでしょうが、今なら返金できるという話です。
私なら即返金を申請します。
たしかに怪しいプロジェクトですが、必ずしも破綻するというような事も無いと思います。
「怪しい、詐欺じゃないか?」
そういう懸念はある一方で 多くの著名人も名をつられているという事を考えると、
登場した人物は、「このまま破綻した場合の飛び火」が想定できるため、まんざら このまま終わる可能性は無さそうです。
と言っても価格の暴落などで資金が大幅に目減りすることは十分あり得ると思いますので、この辺りも加味して検討する、あるいは市場にでてからオオカミコインを購入しても遅く無いと思います。
にしても、、上場できる目途も今のところ見えませんので私なら上場が先送りされている今の段階でキャンセルします。
もちろん仮想通貨では実際に100倍になったコインも数多くありますから可能性はゼロではありません。
今後の展開を温かく見守りたいと思います。
それでは麻美でした^^
コメント