こんにちは、麻美です。
今回は副業に興味があるあなたに向けて、ネットで話題になっている「SIDE JOB REACH(サイドジョブリーチ)」について、元公務員でありながら一人で子育てしながらネットビジネスをしてきた私の視点から、しっかりと深掘りしていこうと思います。
最初に一言だけ。
「1日10分で月収30万円」――そんなうまい話が、本当にあると思いますか?
いや、分かります。疲れていたり、お金に不安があるとき、そういう言葉って心に刺さるんですよね。私も一度は「もしかしたら…」って思ったことがあります。
でも、この記事で紹介するSIDE JOB REACHには、明らかにおかしいポイントがいくつも存在します。
実際にLINE登録を試したり、口コミを調べたりしてわかった、
この副業の“ヤバい構造”を、今日は徹底的に暴いていきます。
◆なぜこの副業に違和感を持ったのか?

参考サイト:http://sidejobreach.site/lp01/0001_00001/
SIDE JOB REACHの広告には、こんな文句が並んでいます。
- 誰でも簡単に
- スマホ1台で
- 1日10分の作業で
- 月10万円〜30万円が稼げる
- 準備も経験も一切不要
……いかにも「夢の副業」って感じですよね。
でも、ここで冷静になって考えてみましょう。
企業が、全くの未経験者に、仕事の内容も明かさず、LINE登録だけで毎月10万円以上支払うでしょうか?
私が最初に「ん?」と思ったのはここでした。
●SIDE JOB REACHの仕組みを徹底分析
実際に登録してみたのですが、驚いたのは、「何をやる副業なのか」がまったく明かされないという点です。
説明されるのは、「簡単な質問に答えるだけ」「AIがあなたに最適な副業をマッチング」といった抽象的な言葉ばかり。
たとえば、ライティングやデザイン、データ入力のような具体的な作業内容の説明は一切なし。
これは典型的な“情報弱者向け”の仕組みです。中身を明かさず、夢のような成果だけをアピールして、登録させようとする――。
この時点で、すでに赤信号です。

「何をするのか分からない副業」にお金や時間を投じるのは、例えるなら「行き先の書かれていない電車に飛び乗るようなもの」。
どこに連れていかれるのか分からないのに乗ってしまう…それはリスクでしかありません。
ビジネスモデルが明示されていない時点で、その副業は“稼ぐ”以前に“信じる価値がない”と断言できます。
●LINE登録の正体とは?
登録すると、簡単な質問がいくつか送られてきます。
「副業経験はありますか?」「どのくらい稼ぎたいですか?」
その後に来るのは、「あなたに最適な副業はこちら!」という謎のリンク。
……開いてみると、以前から詐欺案件として有名な“情報商材販売ページ”や“他の副業LINE”への誘導でした。
つまり、あなたのLINEやメールアドレスは、
「他の怪しい案件を紹介するためのリスト」として使われるわけです。
これは、オプトインアフィリエイトという手法で、登録情報を使ってアフィリエイターが紹介報酬を稼ぐ仕組み。
登録者には一円も支払われない。紹介者だけが得をする構造。
これって、まさに“搾取”じゃないですか?



これはもう、情報商材ビジネスの“裏口入学”です。
「副業」という名目で人を集め、実態は“アドレス回収とステップメール営業”の温床。
登録者は稼ぐどころか、詐欺的案件のターゲットリストに自分から飛び込んでいくようなもの。
副業の皮をかぶったリストマーケティング商法、本当に危険です。
◆実際に試した人たちのリアルな声
ネット上には、SIDE JOB REACHを試した人の口コミがいくつも出てきます。
- 「稼げるどころか、怪しいLINEが毎日来るようになった」
- 「紹介された副業が全部、他で悪評高い案件だった」
- 「特商法の表記が見当たらず、運営元が不明」
……これ、私もまったく同じ体験をしました。
LINE登録から数時間後には、別のLINEアカウントから「1日5分で100万円」「初月からフルコミッション」という怪しい通知が大量に届き始め、気味が悪くなってブロック。
もはや、これは「副業」ではなく「デジタル勧誘」ですね。



「口コミがすべてを物語っている」と言っても過言じゃありません。
実際に使った人たちの声が「稼げない」「怪しい」「うるさい」ばかりで、良い評判が1つもないってことは、裏を返せば“嘘の土台で集客してる”という証拠。
本当に良い副業なら、自然と感謝の声が集まるはずなのに、それが一切無い時点で、もう答えは出てますよね。
●なぜ“詐欺まがい”と呼ばれるのか
最大の理由は、「特定商取引法に基づく表記」が存在しないことです。
ネットでビジネスを行う際には、
- 会社名または個人事業主の氏名
- 所在地
- 電話番号やメールアドレス
- 料金体系や支払い方法
などを明記することが義務付けられています。
これが無いということは、運営者が責任を取る気がない、または明かせない理由があるということ。
これはもう、「詐欺まがい」と言われても仕方ありません。



特商法の表記がない時点で、それは“信頼の扉を閉ざしている”ようなものです。
名前も住所も出さずに「お金ください」「個人情報ください」って、普通の感覚なら絶対におかしいと感じるはず。
ビジネスを名乗るなら最低限の責任表示があって当然。
それすらないということは、最初から逃げ道を用意している証拠。危険極まりないですね。
ネット検索で出てきた副業広告からLINEに友だち登録したら初期費用無料のはずが電子書籍代を請求された!【20代特に注意!】簡単に稼げるという副業(発表情報)_国民生活センター
◆本当に安全な副業を見分ける3つの視点
じゃあ、どんな副業なら信頼できるの?という疑問が出てくると思います。
私がこれまでの経験から導き出した、安全な副業の3つの見分け方を紹介します。
① 仕事内容が明確に記載されている
→ 「何をやるのか」が具体的に書かれていない副業は危険。
② 運営者情報や特商法の表記がある
→ 名前・住所・連絡先の記載があるかを必ず確認。
③ 最初に大金を要求しない(無料説明会を除く)
→ 登録直後に「○万円払えば成功できます」などと言う案件は99%アウト。
これ、めちゃくちゃ基本的なことなんですが、見落としがち。
私も昔、一度だけ「〇〇式副業」という高額塾に申し込みかけて、夜中に冷静になってキャンセルしたことがあります(間に合ってよかった…)。
●おわりに:甘い言葉の裏には、必ず“理由”がある
SIDE JOB REACHは、一見すると夢のような副業に見えます。
でも、その中身を少しでも覗いてみると、「不自然な点」がいくつも出てきます。
誰でも稼げる話なんて、ネットの中に落ちていません。
「簡単そうに見えるけど、実は仕組みがしっかりしている副業」こそ、本当に稼げる副業です。
私自身、ライティングやコンテンツ制作など、最初は地道な作業ばかりでした。
だけど、その積み重ねが、いま安定収入に繋がっています。
読者のあなたには、「リスクのある副業には手を出さない勇気」を持ってほしい。
今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
麻美でした。
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