こんにちは、麻美です。
最近、「Fidelite(フィデリテ)」という投資案件について耳にしたことはありますか?
特に代表の安永正平氏が関与しているということで、「確実に稼げる」「暗号資産(仮想通貨)で短期間で利益が出せる」といった甘い言葉が並んでいます。
でも、本当にそんな美味しい話があるのでしょうか?
今日は、このFideliteの実態を徹底的に検証し、本当に信頼できる投資なのか、それとも危険な案件なのかを見極めていきます。
特に「副業や投資を考えているけど、どれが安全なのか分からない」と迷っている方には、ぜひ読んでほしい内容です。
Fidelite(フィデリテ)とは?

参考サイト:https://merveille-lune.jp/index.html
まず、Fideliteとは何なのかを簡単に説明します。
Fideliteは、暗号資産を活用した投資案件で、主に以下のような特徴を持っています。
- 3ヶ月で30万円の利益が狙えると宣伝
- 年間100万円以上の収益が得られるとされる
- 先着200名限定で無料というキャンペーンを実施
- 「確実に稼げる」と強調
一見すると魅力的な話に思えますが、このような内容にはいくつもの怪しい点が見受けられます。
Fideliteの「怪しい」ポイント
では、具体的にどこが怪しいのか、一つずつ見ていきましょう。
① 「確実に稼げる」という表現
投資の世界で「確実に稼げる」と断言することはありえません。
もし本当に確実に稼げるなら、みんな億万長者になっていますよね?
金融庁も、「元本保証を謳う投資案件には注意」と警告しており、特に高リターンを約束する案件には細心の注意を払うべきです。
一般の消費者が「元本保証」「必ず儲かる」「あなただけにご紹介」などと巧みに勧誘されてお金を出すと、実際には儲けどころか元金の大半が戻ってこず、勧誘した事業者に連絡を取ろうとすると姿をくらまされていた、といった、「投資詐欺」(詐欺的な投資勧誘)の被害が後を絶ちません。
◆「上場確実ですので、必ず儲かります! 元本も保証します!」
◆「△△社の株(社債など)を買ってくれたら、あとで高く買い取ります。」
◆「被害を回復してあげます。その代わり、別の商品(□□社の株式・社債など)を買ってください。」
◆「郵便や宅配便等で現金を送付してください。」
◆「金融庁(その他公的機関名)の者ですが・・・・」

「確実に稼げる」なんて甘い言葉に騙されないで!
投資にリスクはつきものだし、本当に確実なら誰もが大金持ちになっているはず。
金融庁も警告しているように、元本保証や高リターンを謳う案件には要注意です!
② 特定商取引法の記載が不十分
Fideliteの公式ページには、以下のような記載があります。
- 会社名:Fidelite
- 所在地:東京都港区港南四丁目2番7号
- 運営責任者:安永正平
しかし、電話番号やメールアドレスの記載がありません。
これは、何かトラブルが起きたときに連絡手段がないということ。
まともな企業であれば、必ずカスタマーサポートの連絡先を明記しているはずです。
連絡先がない=責任を取る気がない、という証拠ともいえます。



企業の透明性って、本当に大事。
電話番号やメールアドレスがない時点で、「問い合わせできない=責任を取る気がない」可能性が高い。
まともなビジネスなら、堂々と連絡先を公開しているはずですよね。
③ 会社の所在地が「高級マンション」
Fideliteの住所「東京都港区港南四丁目2番7号」を調べると、そこにはティタワー品川という高級マンションが存在します。
投資会社を名乗るのに、実態はマンションの一室。
これは明らかに違和感があります。
通常、しっかりとした投資会社であれば、オフィスビルに拠点を構えているはずです。
「マンションの住所=実態が不透明」というパターンは、過去の投資詐欺案件でもよく見られる傾向です。



投資会社を名乗るのに、住所が「高級マンション」って違和感しかないですよね。
本当に大規模な資金を扱うなら、普通はオフィスビルを構えるはず。
過去の詐欺案件でも「実態不明な住所」ってよくある手口なので、要注意です!
④ 「無料キャンペーン」の実態
Fideliteでは、「通常27.5万円の投資ノウハウを先着200名限定で無料提供」と謳っています。
でも、ちょっと考えてみてください。
本当に価値のある情報を、なぜ無料で提供するのでしょうか?
ビジネスである以上、どこかで収益を出さなければ成り立ちません。
こうした「無料キャンペーン」は、最初は無料で釣り、その後高額なプランへ誘導する手法であることが多いのです。
実際に登録すると、次のような流れになるケースが考えられます。
- まずは無料で登録
- その後、「もっと稼ぐためには追加投資が必要」と高額プランを勧められる
- 気がつけば、10万円以上の支払いをしていた
この手法は、過去の投資詐欺案件と非常によく似ています。



「無料」の裏には、必ず何かが隠れている。
本当に価値がある情報なら、なぜ最初から無料でバラまくのか?
最終的に高額プランへ誘導するための”エサ”じゃないか、しっかり見極めることが大事ですね。
⑤ Fideliteは金融庁に登録されていない
日本で金融商品を扱う企業は、金融庁への登録が義務付けられています。
しかし、Fideliteは金融庁の登録業者リストに存在しません。
つまり、無許可で金融商品取引を行っている可能性があります。
こうした無登録業者は、顧客の資金を集めるだけ集めて、そのまま飛ぶ(逃げる)ケースが多いため、注意が必要です。
無登録業者との取引は要注意!!
~ 無登録業者との取引は高リスク ~
無登録で金融商品取引業を行っているとして、金融庁(財務局)が警告書の発出を行った者の名称等を掲載しています。



金融庁の登録がない=公式に認められていないということ。
無許可の投資サービスに大切なお金を預けるのは、ライセンスなしのタクシーに乗るようなもの。
途中で降ろされても、文句は言えませんよ!
口コミ・評判は?
実際にFideliteを利用した人の口コミを調査しました。
結果、多くの人が「稼げない」「怪しい」「詐欺っぽい」といった否定的な意見を述べています。
特に多かった口コミ
- 「登録したけど、実際にはお金が増えない」
- 「サポートに問い合わせても返事がない」
- 「結局、高額なプランを勧められるだけだった」
まともな投資案件であれば、利用者の成功事例や満足度の高いレビューがあるはずです。
しかし、Fideliteにはそれがほぼ見当たりません。



口コミがネガティブ一色なのは、やっぱり怪しい証拠。
本当に稼げるなら、成功者の声がもっと出てくるはずですよね。
「問い合わせても返事がない」なんて、もう答えが出てるようなもの…!
結論:Fideliteは危険な投資案件!
以上の点を踏まえると、Fideliteは非常にリスクの高い投資案件であることが分かります。
特に注意すべきポイント
✔ 「確実に稼げる」といった表現がある(投資ではありえない)
✔ 会社の所在地が高級マンション(実態が不透明)
✔ 連絡先がなく、特定商取引法の記載が不十分
✔ 最初は無料でも、最終的に高額な費用がかかる可能性が高い
✔ 金融庁に登録されていない(無許可の投資サービス)
こうした投資案件は、最初は甘い言葉で誘い、最終的には資金を持ち逃げされるケースがほとんどです。
投資で失敗しないために
私自身も過去に投資詐欺に引っかかり、数十万円の損失を出したことがあります。
だからこそ、「簡単に稼げる」という言葉には絶対に騙されないでほしい。
投資をする際は、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
- 金融庁の登録があるか
- 会社の実態がはっきりしているか
- 口コミや評判が良いか
- 「確実に儲かる」などの怪しい宣伝文句がないか
今回の記事が、投資で失敗しないための参考になれば嬉しいです。
では、また次回!
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